感染症で病院での処置が必要となる化膿性脊椎炎。
ずっと痛みが出て辛い化膿性脊椎炎について、何が原因で、病院でどのような処置が行われるのか、また病院での処置が終わってからの予後を良く過ごす為に何が必要かという事について紹介していきます。
原因
化膿性脊椎炎は、背骨に出来た感染症の事で、抗菌薬が開発される前は、死亡率25%と非常に致命的な疾患でした。ただ、医学が発展した今でも死亡率は6%と以前に比べて下がりましたが、まだまだ決して油断のならない疾患です。
多くの場合黄色ブドウ球菌という細菌が原因で、脊椎が化膿するところから引き起こされると言われています。
順番としては、扁桃炎や中耳炎、尿路感染症などを先に発症し、それを引き起こした原因菌である黄色ブドウ球菌などの細菌が血流に乗って脊椎に運ばれ、炎症を起こす事が多く、他には、外傷や神経ブロック注射といった皮膚損傷により起こる事があります。
高齢者に起こりやすく、中でも抵抗力が下がっている方は特に起こりやすいです。
また、6割の方が、糖尿病や肝硬変や透析などの基礎疾患があります。
症状
腰背部痛の様な部分的な痛みに加えて、発熱や吐き気・倦怠感など全身症状が出てきます。
また、更に進行すると、微熱が出たり、腰痛が慢性化する事もあります。ただ、人によっては、全身症状が出ない事もあります。
一般の腰痛は動かすことで痛みが出て、安静にする事で治まりますが、化膿性脊椎炎では、常に強い痛みがあり、安静にしていても痛みは取れず、そこから更に悪化する事が特徴です。
また、背骨が破壊されることで、脊椎の中を通っている神経が障害をうけることもあり、手足のしびれや足の麻痺などが起る事もあります。
頸椎や胸椎で感染したら、麻痺は広範囲に及び、診断が遅れると敗血症という深刻な状態や死に至る事もあります。
一般的な対処法として
病院では、MRIという画像診断の機器で感染部位を特定して、血液を培養して菌を特定します。
安静や投薬を行う事が主で、保存療法が選択されますが、安静が必要になる為入院となります。
また、感染部位に負担をかけないようにコルセット着用して固定する必要があります。
化膿性脊椎炎は黄色ブドウ球菌という菌が主な原因菌ですが、どの菌が原因かを特定して、その菌に有効な抗菌薬を点滴で投与し、症状が落ち着けば飲み薬に変えます。
6週間ほど抗生物質を投与する必要があり、長期の期間が必要になります。また、病変部位の摘出手術を行ったり、必要に応じて骨移植を行う事もあります。
病院での処置の予後に起こりうる事として
人の体は、背骨が重なり合って繊細に出来ています。背骨は頸椎7個胸椎12個腰椎5個仙椎5個尾骨1個の骨がそれぞれ重なり合って脊柱を形成しています。
これらが感染する事で、骨自体が変性して今までと同じ状態でなくなったり、背骨の役割である体を支える機能が低下してしまう事が考えられます。
その結果、今までよりも全身の負担が大きくなり、姿勢や体のバランスが変わり、自覚しなかった体の痛みや違和感が出てくることも考えられます。
また、進行度合いによって神経の麻痺が出てきた方は、感染箇所は、薬で落ち着いても、麻痺などの症状は残ってしまう事が多いです。
このように、感染自体は解消されても、その後の出てくる体の症状を緩和するには、体をうまく支えれるように全身の筋力アップをしたり、歩行等で、全身がうまく使えるようになる事でバランスのいい体にする事も大切になります。
そのように体を少しでもいい状態にされたい方には、骨盤王国での施術の役割は大切になってきます。
骨盤王国では
原因となる感染部位を直接アプローチするような事は、出来ません。
ただ骨盤王国では、トントン療法という、世界で唯一の施術を行っています。
このトントン療法は、非常にソフトな施術方法の為高齢の方でも問題なく受けれますし、繊細な施術が可能な為、病院での投薬や処置後に、痛みが出ていたり、麻痺などがあっても施術は可能です。
また、痛みがでたり、かばう姿勢によって体はバランスが崩れていしまいます。
骨盤王国では、全身を詳しく検査して、体がどういう状態になっているのか把握したうえで、バランスの崩れている箇所が整うように施術します。
また、トントン療法で施術する事で、血液などの全身の体液の循環が非常に高まります。
それにより全身のバランスが徐々にいい状態になる為、感染後の崩れたバランスも改善して痛みを感じづらい体になります。
化膿性脊椎炎は、免疫力が低下する事で感染する事が多いですが、特に糖尿病などの基礎疾患にかかっている方が6割を締めます。
その為、トントン療法で全身の循環を高める事で、体の免疫力も上がり他の疾患に今後かかる可能性も抑えられます。
この様に、骨盤王国で施術する事で、感染後に起こりうる多様なリスクを抑えられ、痛みの出にくい体質になります。
最後に
化膿性脊椎炎自体は、病院で適正に処置されることが大切になってきます。
その為、化膿性脊椎炎と診断されたらまずは、病院での処置に専念するようにしましょう。
そして、その後病院での処置が終わってどうしたらよいかのか分からない方や体が今どうなっているのか知りたい方や病院での処置は終わっても痛みや痺れがある方等色々とお悩みは多いと思います。
骨盤王国では、皆様のお悩みを聞く事や体の状態を把握したい為問診や検査に時間をかけています。
そして、その上で皆様に最適な提案を行います。
骨盤王国では、無理に施術をすすめたり、無理やり通院させるような提案は行いません。
なりたい姿を目指して一緒に寄り添って出来る限りの事はさせていただきます。
些細なお悩みでも大丈夫ですので、お体の不調でお悩みの方は、一度骨盤王国にお気軽にご相談ください。