足底腱膜は、足の指の付け根から踵まで足の裏を全体的に覆っている繊維状の膜のことを言います。土踏まずを支え、蹴りだし動作の際に安定性と力強さを生み出す役割をします。
その主な役割は
- 内側縦アーチ(土踏まず)を支える役割
- 歩行・ランニング・ジャンプにおいて、足部を固めて蹴り出しに必要なレバーアームを作る役割
足底筋膜炎とは?
足底筋膜炎は、ランナーやダンサーといった足に負担のかかるスポーツ選手や40代や50代以上の方に発症することが多いです。朝の最初の一歩目の痛みや爪先立ちでの痛みが特徴です。長時間の歩行やランニング、繰り返しのジャンプ等で足首に多大な衝撃が加わる事で、足首が硬くなり地面からの衝撃を上手く逃がすことが出来なくなります。その結果、足底筋膜に過剰な負担がかかり炎症や断裂が生じ、踵付近に痛みが出るのが主な症状です。